(Q122)高速バスの運賃は、どうして会社ごとに大きく違うのですか?

バスの運賃は、国土交通省に届け出た運賃です。そこには、バスの運行に必要となる原価に、適正な利潤を加えたものを超えない範囲が原則になっています。多くのバス会社では、バスの運行にかかわる直接費用(運転士の人件費、燃料代、通行料、車両費など)だけでなく、管理部門の経費(運行管理者、営業所、本社、整備工場など)、安全や広報に関する経費などを原価と捉え、事業として成立するように運賃を算出しています。

安価であるに越したことはありませんが、安全やサービスに必要な経費を前提にした運賃を頂くことが、運輸業の原則ですので、現在の長電バスの運賃は適正な運賃であるとご理解ください。