ニュースリリース
運賃改定に関する報道について
長電バス株式会社が国土交通省に申請していた路線バスの上限運賃改定に対し、8月28日に申請通り認可されました。これについて、初めて判明したかのような報道が一部に見られますが、本件は下記のような経緯に基づく一連の同一案件ですので、改めてご説明いたします。
1.これまでの発表内容
(1)2023年10月10日 運賃改定の準備を始める
(2)2024年3月28日 国土交通省に申請書を提出する
(3)2024年8月28日 国土交通省より認可を受ける(今回)
2.運賃改定の内容等
(1)実施時期 2025年3月1日(ICカードKURURUの切り替えに合わせて実施)
最初のプレスリリースの時より、2025年3月実施と記載しています。
(2)実施理由
①運転士不足解消を目的とした従業員の待遇改善
②動燃費、部材費を中心とした価格高騰
③コロナ後も完全には回復しない運賃収入
最初のプレスリリースの時より、この3点を記載しています。
3.経緯
- 運賃改定の準備期間を十分に確保することと、ICカード切り替えの準備と同時進行すること、及び関係各所への周知を図ることなどから、行政機関からの助言もあり、実施の1年半ほど前に運賃改定を発表し、準備を始めました。
- これまでの当社からの報道発表等は、上記に記載した通りですが、報道機関からの照会に対しては、実施時期、実施理由等に関しても、上記に記載した通りの内容を一貫して回答し、また実際に報道されています。
- しかしながら、今回を含むその都度、あたかも初回であるかのように「長電バスが運賃改定する」ことが報道され、お客様からは長電バスが短期間に何回も運賃改定をするかのように誤解した問い合わせを受けています。
- 今回(8月28日)の認可に関しては、運賃改定実施が半年以上先であることから、お客様に対し誤解を招く発表はすべきでないと判断し、当社から主体的に発表はしない予定でした。
- なお、当社の過去の運賃改定実績については、上限運賃改定は2014年7月に、消費税率引き上げに伴う運賃改定は2019年10月に実施しています。
4.今後の予定
- 実施運賃(実際にお客様が支払う運賃)、改定を行う区間などは、既に国土交通省に届け出済みです。
- これらについては、ICカードKURURUの切り替えの詳細が発表される時期に合わせ、2025年1月を目途に発表する予定です。
以上